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ひつじ
冷たい風が吹く頃
ひとり
早すぎるマフラーにうずまって
硬いアスファルトを歩く



色褪せた風景と
渇いた空を眺めて
なんとなく寂しくなって


あなたを思い出した




霞んだ雲がゆるゆると動き

わたしは空をなぞる





あなたは元気でしょうか。
変わらず笑ってるでしょうか。
あの子とは上手くいっているでしょうか。

時々心配してみたり
します






ふと、見上げると

置いてきぼりの一匹のひつじ









もうすぐ 冬がきますね。




届くはずのない想いの雫は
風に乗って
渇いた空に馴染んで



ひとつ








わたしは大きく空に手を振った

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テーマ : 自作詩
ジャンル : 小説・文学

あたしだけ。


なんて

思っていたけど

忘れていました。





あたしの代わりなんて

いくらでも いることを

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ジャンル : 小説・文学

泣き出しそうな
空を見上げて

あたしはあなたを想った

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テーマ : 恋愛詩
ジャンル : 小説・文学